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非正規雇用労働者のワークエンゲージメント課題と解決策 〜前半〜

17/02/2022

非正規雇用労働者のワークエンゲージメント課題と解決策〜前半〜





契約社員や派遣社員、アルバイトやパートなどの非正規雇用労働者に焦点を当て、前半と後半にわけてワークエンゲージメントの実態の調査報告と、ワークエンゲージメントを高めるための施策についてご紹介します。


前半では、非正規雇用労働者のタイプや、男女別、年齢別という切り口の調査レポートの概要と、それぞれのワークエンゲージメントの実態を解説いたします。


1.非正規雇用労働者のワークエンゲージメントの実態


まず、非正規雇用労働者の区分を見ていきましょう。




表が示すとおり非正規雇用労働者の区分は、不本意非正規雇用労働者本意非正規雇用労働者の2種に分かれます。

本意かどうかは、就労者本人が希望して非正規労働者となっているかどうかで分別されます。つまり、就労者本人が希望して非正規労働者になっている場合は本意非正規雇用労働者となります。

下のグラフから見て取れるように、不本意非正規雇用労働者は、本意非正規雇用労働者よりもワークエンゲージメントが低くなっていることがわかります。




非正規雇用という働き方の実態は多様で、一括りにすることは困難ですが、ストレスやワークエンゲージメントの高さは、

本位不本意かによって10%以上の違いがあることがわかります。


2.非正規雇用労働者のワークエンゲージメントの実態(性別)

次に、不本意非正規雇用労働者におけるワークエンゲージメントの割合を性別で比較してみましょう。




男性において、不本意非正規雇用労働者におけるワークエンゲージメントの割合が低くなっていることがわかります。



上記より、男性において不本意な選択を余儀なくされている影響が強いといえます。


3.非正規雇用労働者のワークエンゲージメントの実態(年齢)


さらに、不本意非正規雇用労働者におけるワークエンゲージメントの割合を年齢別で比較してみましょう。



グラフを見ると、35-44歳のワークエンゲージメントが低くなっていることがわかります。



35-44歳において、不本意な選択を余儀なくされている影響が強いといえます。


4.ワークエンゲージメントを高めるべき対象者の選択


全てのスタッフへの対応は難しいため、本意不本意や性別や年齢という軸を使って、対象を絞って対応していくことが解決策となります。


5.不本意型非正規雇用労働者のストレス・やりがいとの関連について


続いて、個票データを用いて、就業形態毎に心身症状(ストレス)がどのように異なるかを検証したデータを見てみましょう。



表から次のようなことが読み取れます。


  • 不本意型の非正規雇用労働者は、正規雇用労働者よりもストレスが統計的有意に大きい

  • 本意型の非正規 雇用労働者は、正規雇用労働者と水準は変わらない

  • ワークエンゲージメントの低下や離脱の改善は、不本意型の非正規雇用労働者には特別な対応が必要




上の図からは次のようなことがわかります。


  • やりがいを志向するキャリア観は、不本意型非正規就労者におけるメンタルヘルスに関連することを示す

  • 不本意型の非正規雇用労働者にとって、非難回避を志向するキャリア観を持つことはメンタルヘルスの悪さと関連し、やりがいを求める価値観を持つことがメンタルヘルスの良さにつながることが示唆される

まとめ

【不本意非正規雇用労働者の特徴】


  • 本意非正規雇用労働者よりもワークエンゲージメントが低い

  • ワークエンゲージメントを性別で比較すると、男性が低い

  • ワークエンゲージメントをを年齢別で比較すると、特に35-44歳において低い

  • キャリア観ややりがいを持つことは、ストレス(メンタルヘルス)の問題も解決することができる



前半は以上でございます。

詳しくは「非正規雇用労働者のワークエンゲージメント課題と解決策」の資料をダウンロードすることでご覧いただけます。


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