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非正規雇用労働者のワークエンゲージメント課題と解決策〜後半〜

28/02/2022

非正規雇用労働者のワークエンゲージメント課題と解決策〜後半〜




前半では、非正規雇用労働者を不本意非正規雇用労働者と本意非正規雇用労働者、男女別、それぞれのワークエンゲージメントの実態についてお話しました。

後半は、ワークエンゲージメントを高めるための具体的な手法についてご紹介します。


6.ワークエンゲージメントを高めるための介入 ーACTとはー

ACTとは( Acceptance and Commitment Training )を縮めたものです。

第3世代の認知行動療法と言われており、「心理的柔軟性」を高めるアプローチをすること で、メンタルヘルスに対する一次予防対策の効果も十分にあります。


心理的柔軟性とは、今自分が行っていることに集中して取り組み、自分の思考や感情を客観視できるよう心のスペースを広げ、大切にしたいことを目指す行動を取る能力を指します。


例えば図のような、不安やストレスなど働く人が感じるメンタルヘルスに関する問題や、痛み、さらには肥満・体重減少、喫煙などの生活習慣病に関する問題の予防やII型糖尿病・がんなどの慢性疾患の 自己管理などにも有効だと言われています。



7.【参考】ACTを使ってワークエンゲージメントを高める方法

先述の通り、大切なもの(やりがい)を見出すような介入ができれば、ワークエンゲージメントが高まっていきます。

まず、図のACTの3大要素について解説します。




ACTの3大要素

  1. オープンになる

不快な思考や感情を追い出すのではなく、うまく付き合うた めのスキルを学ぶ


  1. 今、ここにいる

過去や未来に思いを巡らせるのではなく、今行っていること にきちんと目を向けるスキルを学ぶ


  1. 大切だと思うことをする

自分の大切なことを明確にし、そこに進んでいくスキルを学ぶ


ACTを使ってどのようにワークエンゲージメントを高めるのか、ご紹介します。

大切なもの(やりがい)を見つけるための介入方法 -1on1によるヒアリング-


まず、1on1によるヒアリングをご紹介します。

家族や自分の成長などに関することでも、人生においてモチベーションがあれば、仕事への意欲も上がります。




ヒアリングする行為自体がやりがいを見つけるための介入となります。

ヒアリングの内容は仕事に限らなくて良いので、スタッフに問いかけましょう。


大切なもの(やりがい)を見つけるための介入方法 -価値の的ワーク-


次にご紹介する価値の的ワークは、大切にしたいことを書き出して、価値との矛盾を自分で発見することをサポートする方法です。






価値の的では、あなたがつけた印が、的の真ん中に近いほど「価値」に沿った生活をしている、的の外側に近いほど「価値」と矛盾する行動をとっている ということになります。


大切なもの(やりがい)を見つけるための介入方法 -人生のコンパス-


最後にご紹介するのは、大切にしたいことを書き出して、理想と現実のギャップを把握する方法です。







キーワードとなるような短い言葉で表現してみましょう。


• あなたにとって意味があることは何ですか?

• どんな人間になりたいですか?

• 何をしたいですか?

• 自分のどんな部分を伸ばしていきたいですか? 

• どんな生き方をしたいですか?


見出しが自分に関係のないものであれば、その枠は空白のままにしてください。書くことに行き詰まったら、後でまた考えましょう。同じ言葉を繰り返し使っても構いません。評価の値は異なっても構いません。


 大切なもの(やりがい)の測定方法 -value questionnaire-


さて、これまでワークエンゲージメントを高める方法をご紹介してきましたが、“大切なもの”というのは、一体どのように測定されるのでしょうか?


ここでは、定期的に前進因子と障害因子を特定することで、やりがいを測定する方法「value questionnaire」をご紹介します。


心理的柔軟性の測定方法 -AAQ-2-


次に、心理的柔軟性の測定方法をご紹介します。

得点が低いほど、心理的柔軟性が高い傾向を示す指標となります。



前進因子:項目3,4,5,7,9

障害因子:項目1,2,6,8,10





8. ワークエンゲージメントを高めるためのキャリアアップサポート

 ー施策編ー


仕事に対する充実感を高める方法についてご紹介しましたが、これらは離職防止のための単なる手段にすぎません。

では、離職を防止するために具体的にどのような取り組みをすればよいのでしょうか。


具体的な取り組みとして、自社の労働環境や給与/待遇の制度に不明瞭な点があれば改善を図りましょう。



ー事例編ー


どの業種業界においても、離脱を抑えるためのベースは「社内コミュニケーション」から成り立っています。取り組みやすい事例を参考にしてみましょう。



9.  エンゲージメントを高めるサイクルをつくる


エンゲージメントをより良くできるサイクルを産み出すためには、「ポジティブ」になれる「フィード バック」を「継続」することが重要です。





そのサイクルを生み出すために重要な要素が、以下の3つです


  • 心理的安全性

環境要因へ介入し、心理的安全性因子である「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新奇歓迎」ができているか


  • 心理的柔軟性

個人変数へ介入し、「オープンになる」「今、ここにいる」「大切だと思うことをする」と感じているか


  • パフォーマンスの6大要素

人間関係、仕事内容、キャリアアップ、環境、福利厚生、ビジョンのバランス が保たれているか




10.   “BROSIS”でスタッフの変化に「気づき」、プロ級のフォローアップを


BROSISでは毎月2回、わずか10秒でスタッフのコンディションを確認できます。

貴社スタッフのエンゲージメントを高める機能で、スタッフの定着やキャリアアップ実現もサポートします。





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